[Node.js]ターミナルを使ったインストール方法
こんにちわ!Noob Web Designer(@NoobWebDesigner)です!
Web制作で欠かせなくなってきましたNode.jsのターミナルを使ったインストール方法をご紹介します。
パッケージでインストールをしても良いのですが、バージョン管理ができないのと、アンインストールが少々めんどくさいので、ターミナルを利用したインストール方法をお勧めします。
今回はバージョン管理もしたいと思いますのでnodebrewの導入もします。
- Node.jsがインストールしてあるか確認をする
- homebrewをインストールする
- nodebrewをインストールする
- Node.jsをインストールする。
- 実行パスを通す
- npmのバージョン確認
- 付録:yarnのインストール
- 参考文献
Node.jsがインストールしてあるか確認をする
ターミナルを開き下記を実行します。このときにバージョン情報が出てきた場合アンインストールする必要があります。
$ node -v
アンインストールする場合は下記を順番に実行します。
$ sudo npm uninstall npm -g
$ brew uninstall node
もし下記のようなエラーメッセージが表示されたら、一旦yarnもアンインストールします。
Error: Refusing to uninstall /usr/local/Cellar/node/9.5.0 because it is required by yarn 1.3.2, which is currently installed. You can override this and force removal with: brew uninstall --ignore-dependencies node
$ brew uninstall yarn
パッケージ版をアンインストールする際は下記を参照してみてください。
MacにpkgでインストールしたNode.jsをアンインストールする手順 - Qiita
homebrewをインストールする
パッケージ管理ツールのhomebrewをインストールします。
ターミナルで下記を実行します。もしバージョン情報が出てくるようでしたら、すでにインストール済みですので次のステップに進んでください。
$ brew -v
もし何も出てこないようでしたら下記をターミナルにコピペして実行してください。
$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
nodebrewをインストールする
homebrewがインストールできたので、homebrewを使ってnodebrewをインストールしていきます。
nodebrewはNode.jsのバージョン管理ツールです。
以下のコマンドを実行します。
$ brew install nodebrew
インストールが終わったら下記を実行し、バージョン確認をします。
$ nodebrew -v
バージョン情報と使用方法(Usage)等がでてきたらインストール成功です。
Node.jsをインストールする。
nodebrewを経由してNode.jsをインストール
nodebrewを経由してnode.jsをインストールしていきます。
まずは、Node.jsをインストールするディレクトリを作ります(ある場合は必要ないです)
$ mkdir -p ~/.nodebrew/src
下記を実行してNode.jsをインストールします。
$ nodebrew install-binary latest
インストールが終わったら、インストールされたバージョンを確認するために下記を実行します。
$ nodebrew list
すると下記のような感じでインストールされたバージョンが表示されます。
v9.5.0 current: none
使うバージョンを選んで有効化します。
$ nodebrew use v9.5.0
実行した後で、一度nodebrew list
を実行。current部分に先ほど有効化したバージョンが記述してあれば成功です。
v9.5.0 current: v9.5.0
実行パスを通す
一番つまづきやすいところだと思いますが、Node.jsはパスを通さなければ動きません。
Node.jsを動かすことができるように.bashrcへ追記します。
$ echo 'export PATH=$PATH:/Users/xxx/.nodebrew/current/bin' >> ~/.bashrc
※パス内のxxx部分はユーザー名を入れます。
またこのままではターミナルを起動するたびに.bashrcを呼び出さなければならないので、.bash_profileに.bashrcを読み込んでもらうように設定します。
まずは下記を実行してviコマンドモードに入ります。(コマンドモードで修正するのは難しいので、普通にテキストエディタで修正しても構いません)
$ cd
$ vi .bash_profile
コマンドモードに入ったらキーボードのi
を押して下記を1行ずつ挿入していきます。
if [ -f ~/.bashrc ]; then . ~/.bashrc fi
入力し終わったらEsc
を押して:wq
を実行します。
Node.jsのパスが通ったか確認
ターミナルを一旦再起動して、Node.jsのバージョン確認をします。
node -v
バージョン情報が出てくれば、Node.jsのパスは正しく通すことができました。
npmのバージョン確認
Node.jsがインストールしてあれば、同時にnpmもインストールしてあるはずですのでこちらのバージョン確認もしておきます。
$ npm -v
これで問題なくバージョン情報が表示できれば、npmも使えるようになっています。
付録:yarnのインストール
Node.jsをアンインストールするためにyarnを一度アンインストールした場合は下記を実行してインストールします。
$ brew install yarn
おそらくパスを通さなくても使えると思います。バージョン確認して確認します。
$ yarn -v
バージョン確認ができない場合はパスを通して終了です。
$ echo 'export PATH="$HOME/.yarn/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc